くるみ割り人形の生家老舗フュヒトナー工房の定番中の定番赤い王様のくるみ割り人形です。くるみ割り人形は、ドイツのエルツ山地で最も有名で代表的な伝統工芸品です。

人の形のくるみ割り人形は古くからありましたが、現在親しまれているかたちのくるみ割り人形は、3代目のヴィルヘルム・フリードリッヒ・フュヒトナー氏（1844-1923年）により1870年に作り始められたました。

背中のレバーを上下に動かすと口が開閉します。

現在のくるみ割り人形には、くるみを割るための金具が付いておらずインテリア用に作られていますので、くるみを割ることはできません。

くるみ割り人形が、こわい顔をしていて、王様や警官、憲兵をモデルにした物が多いのは、庶民が頭が上がらない人たちに、立場を逆転させてくるみ割りの重労働を課してうさ晴らしをする意図があるとのことです。

●サイズ：くるみ割り人形/約H36cm、パッケージ/約W14.5×H40.8×D13cm
●素材：木製
●製造：ドイツ製

エルツ山地の木のおもちゃは、昔ながらの接着剤を使用しているため接着力が弱く、パーツが取れてしまうことがございます。 もしパーツが取れてしまった場合は、はみ出さないように木工用ボンドをつけて接着して、ご対応下さいませ。